爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

台風19号による洪水被害、死者が増え続けている、洪水の恐ろしさに改めてハザードマップを見直す

台風19号では広い範囲に大規模な水害が起こり、各地で河川が氾濫し水没しました。

ようやく水が引き始め、これまで入れなかった場所に捜索隊が入れるようになったためか、犠牲者の発見が相次ぎ台風による死亡者数が徐々に増え続けています。

mainichi.jp

この前の台風15号でも、暴風の被害が相次ぎ停電が長引くということで改めて台風の怖さを思い知らされましたが、それにしてもこれほどまでの犠牲者数は出ませんでした。

やはり、洪水被害というのは直接溺死というものに結びつくこともあり、怖ろしいものと言えます。

 

いまさらというわけでもありませんが、各自治体でまとめられている「ハザードマップ」、特に洪水の被害に関してはデータと実際とが密接に関わっているため、大きく参考になるようです。

 

というわけで、私も自分の居住地(いまさらボカしてもしょうがないので明らかにしますが、熊本県八代市です。すぐ脇を熊本県有数の大河球磨川が流れています)

ハザードマップを見てみました。

http://www.city.yatsushiro.lg.jp/bousai/kiji0035205/3_5205_33987_up_lsqbhdte.jpg

浸水と言っても状況によって差があるようで、「球磨川浸水」「高潮浸水」「津波浸水」と別々の推計がされています。

もっとも深く浸水しそうなのは、やはり球磨川が堤防決壊した場合で、我が家の場合では浸水深さが0.5mから3.0m、浸水継続時間12時間という、ありがたい?予測がされています。

 

0.5mと3mではえらい違い。

0.5mなら床下浸水で済みますが、3mでは2階も危なくなります。

 

我が家のすぐ前の家には、レジャー用のボートがカーポートに吊り下げられていますが、あのボートが役に立つ日が来るのでしょうか。

(なお、先日は台風の強風で吊り下げたロープが切れて大きな音を立てて落下しましたが)

 

これは、場合によっては早めの避難が必要か。

しかし、避難所として決められているのは、家のすぐ近くのコミュニティーセンター(公民館)、ほとんど高さも変わりません。

しかも、最近家がたくさん建っている人口急増地域で対象人口は数千人居るのに、100人も入れば一杯のような公民館です。

どこへ逃げるにしても、高いところなど無いような干拓地の真ん中です。

さて、困った。

地震が先か大規模水害が先か。