壮大な茶番劇のCOP21もようやく終了しそうです。
京都議定書の時代と異なり、全参加国が行動を起こすという「歴史的な」転換が起こるそうですが、実効性がどこまであるのやら。
開催中は温暖化による気候変動の影響での気象災害のプロパガンダが相次いでいました。
では、温暖化ガス(ほとんどが二酸化炭素)の排出を削減すればこのような気象災害は避けられるのでしょうか。
気候変動の「全部の原因」が二酸化炭素温度上昇(これも相当怪しい話ですが)だとして、それを避けるためには「人為的な二酸化炭素排出をすべて止め」、さらに「大気中の二酸化炭素を固定化する」施策まで行わなければなりません。
これをせずに、「現在の排出量を削減する」(すなわち”かなりの量”の二酸化炭素を排出し続ける)だけではほとんど実効性が無いことは子供でも分かりそうです。
「できることからやりましょう」は日本政府の子供騙し政策だけにしてもらいたいものです。
「効果のあることをしましょう」が当然だと思うのですが。
そして、そのためなら経済成長至上主義などは捨てても二酸化炭素排出を劇的に削減するくらいの覚悟が必要だということを自覚してもらいたいものです。