爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「オフィスの中の困ったひとびと」アンドリュー・ホームズ、ダン・ウィルソン著

長年の会社勤めでは、「困ったひとびと」との付き合いと言うのも多数ありましたが(お前が一番”困った人”だと言われそうですが)イギリスのオフィスにも困った人は多数出現しているようです。
そういった人々の生態をたくさん挙げているのが本書です。

表題にそういった人々を一言で表しているのですが、それが傑作です。”マッチョウーマン””オフィスドランカー””ダイエットマニア””セクハラ男””オフィスバイク””ライアーライアー””オフィスラバーズ”等々
中味についてはちょっと説明をはばかるものもあるのですが、そういった人々が実際にいるんでしょうね。
私の経験でも、オフィスドランカーとセクハラ男、ライアーライアーは見た覚えがあります。

一応、そういった人々への対処方法というのも書かれてはいますが、ほとんどは見てみぬ振り、敬遠して触らないといっただけで、少人数のオフィスや上司がそれだという場合には無理でしょうね。
それでも我慢して仕事をしていくというのが社会人の辛いところなんでしょう。

それにしても自分はどれかに当たるのではと考えなければいけないのかも知れません。