爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

国連で気候サミット開催

温暖化が原因と見られる異常気象に対するために多くの国の首脳が国連に集まりサミットを開催したそうです。

そもそも異常気象が特に最近増大しているのかどうかということも確実ではないと思いますが、それ以上に温暖化の対応策といわれる二酸化炭素排出を削減すれば異常気象削減につながるかのようなお笑い種の演説をオバマをはじめ各国の首脳が次々と語っているというほうが「異常事態」のように見えます。ディカプリオまで出てきてわけのわからないことを言っています。

繰り返しここで書いていますが、化石燃料使用の削減は緊急の課題ですがそれは現代文明が依存しすぎている化石燃料の供給が減少する可能性が強く、このままでは非常に危険な状態になると考えられるからであり、気温が1度や2度上がることなどそれと比べればほとんど危険とはいえません。

なお、わが国の××宰相も出て行って官僚の作文を読み上げて恥の上塗りをしたようですが、まあ他の首脳にまぎれてそれほど目立たなくて良かったかもしれません。

これまでの1万年あまりは地球の気候史上では稀なほどの安定時代だったのかもしれませんが、それでも縄文時代の温暖化や中世温暖化、その後の寒冷化などさまざまな気候変動があったようです。こういったことは一般向けの解説書にも出ていることですが、それも読まないのが政治家なのでしょうか。専門家の入れ知恵に頼りすぎて、墓穴を掘っているようにも見えますが。