爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

ヘイトスピーチ規制について国連委員会より指摘

ヘイトスピーチに関する本は何冊か読んで読書記録に書いていますが、この規制の遅れについて国連の人種差別撤廃委員会から指摘されたということがニュースになっています。
相も変わらず国連が絡むと報道すると言う姿勢はともかくとして。

しかし、自民党の検討チームに話が行くとついでに国会周辺の原発反対デモも規制しようという方向に持っていこうとしているとか。あきれ果ててしまうとはこのことです。

国連の担当委員会が「人種差別撤廃」であるように、この問題は表現の自由や集会の自由と関連しますが根本的には人種差別を許さないと言うことしかありません。
前の読後文にも書きましたように、日本が法制化を遅らせている理由と言うのは「日本には人種差別が無いから」だという政府自民党の姿勢です。そしてそれが全くの偽りだと言うことも明らかです。

なお、いくら民主党の失政がひどかったとはいえ、その後再び自民党に政権を与えた(与えたんですよ、取ったとは言わないで)のは有権者の意思であり、このような恥ずかしい指摘を受けても良いと言うのが日本の有権者の意見であるのならば何も言う気も無くなりますが。