爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

寝台特急「あけぼの」ラストラン

上野から青森行きの寝台特急あけぼのが14日運行をもって廃止されるそうです。
JR九州の「ななつぼし」といった景気の良い話もありますが、在来型の寝台特急は利用者の激減で次々と廃止されていきました。
子供のころに親に連れられて「さくら」や「あさかぜ」に乗った時代から寝台特急はよく利用しました。「あけぼの」にも2回ですが乗ったことがあります。
最初はまだ高校生の頃に奥羽線蒸気機関車廃止の直前にその写真を撮りに行きたいということで夏休みに親にねだって旅行させてもらったのですが、その時に往路に乗ったのが最初、次は社会人になって弘前大学で学会が開かれたのに出席するために出張した際に乗ったのが二回目でした。
その当時はまだ奥羽線経由でしたが、今廃止と言うことになって現在の経路を見ると上越線経由になっており、同じ名前でも変わったものだと感じます。

子供のころから東海から九州方面にはなじみがありましたが、東北はほとんど行ったことがなく、わくわくしながら乗っていったものでした。最初に行った時は能代で降りその少し先で写真を撮ったのですが、同年代の高校生がぞろぞろと居たものの、友達同士で話している言葉がまったく判らないのが印象的でした。2回目にそれから10年余り経ってから弘前に行ったときには学生の話している言葉もある程度分かりやすくなっていたのも不思議でした。

それから後にも何かにつけてはブルートレイン利用をしていたのですが、ここ20年くらいはさすがに乗ることもなくなりました。乗り込む時に駅弁とカップ酒を買って揺られながら飲んだのも思い出します。