産総研の太陽エネルギー関連部署の解説が出ていますが、http://unit.aist.go.jp/rcpvt/ci/about_pv/supplement/EPTdefinition.html、これによると太陽光発電のEPRはすでに20以上に達しており、十分に元が取れるという主張をしています。
内容の可否は判らないところも多いのですが、(企業のヒミツ情報も検討とありますが、これは困ったモンです)
原料の採掘から廃棄物の処理のエネルギーまで計算した上でのことだということです。
ただ、この解説の中で、「火力発電のEPRは化石燃料のエネルギーを計算した場合は1以下となる」というのは確かでしょう。あれは間違いなく今あるエネルギーを効率低く消費しているのですから。
しかし、それほどエネルギー効率が良いのならなぜあんなに装置価格が高いのかと言うのは不思議ですね。やはりどこか怪しいものがあるように感じますが。
ここは「企業秘密情報」というのもすべて明らかにして計算根拠を示してもらい考え違い(情報秘匿とも言います)が無いことを明らかにする必要があるでしょう。
なお、EPRと装置価格というのは完全に連動したものではなく、その他の要素も大きく関わってくるもののようです。また、EPR自体もまだ相当いろいろと考えていくべき点があるようです。