爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「病児保育施設が閉鎖」必要性は増しているが運営は難しい。

ニュースでも取り上げられていましたが、病児保育施設が閉鎖を余儀なくされ、利用者が困惑しているということです。

news.tv-asahi.co.jp

保育所では病気になった子供を預かることはできないため、多少費用はかかっても病児を預かってくれるところが不可欠です。

 

しかし、病児保育施設の側から見ると、日によって利用者数は大きく変化するけれどそれが予測はできないために、職員数は多い時に対応できるように増やさざるを得ず、そのために採算が取れなくなるという問題点が大きいようです。

 

そもそも、このような施設で採算を取って運営するということは元来難しいものではないでしょうか。

公的な補助を増やすことが必要なように感じます。

バラマキ政策の、幼児保育無償化などということをやっても、こういった場が充実していかなければ親は安心していられません。

さらに、いまだに待機児童も解消されない地域もあるようです。

どこを充実させればよいか、その辺の想像力が徹底的に欠如しているのが現政権のようです。

 

 

うちの娘も1年の育児休暇をとった後は保育園に孫を預けて働いていますが、上の子が通い始めた当初は次々と病気にかかり、保育園に行けないということで婿さんとどちらか仕事の都合がつく方が休むなど、苦労していました。

どうしようも無くなった時には、家内が急遽熊本より駆けつけたということもありました。

さすがに最近はそういうことも少なくなったようですが、条件の悪い人などもっと苦しんでいるでしょう。

保育所の数だけは増えたのかもしれませんが、大きなところに穴が空いているようです。