またなんとも変な夢を見てしまいました。
私はどうやら武士らしく、しかもある小藩の家老のようです。
藩の名は判然とはしませんが、垣崎藩とかいうようなところで、自分の名前は但馬守常久といったようなものです。
藩の情勢は大混乱で、どうも近々無くなってしまうような雰囲気です。明治維新の頃をイメージしていたのでしょうか。
その中で、保守派の私は改革派たちとの政争に巻き込まれています。
なぜか、藩お抱えの忍びの者は反対派ですが、小藩のことで8人しか居ません。
忍びの者は必ず二人で行動していますので、これを切るには大変な危険が伴います。
しかし、私は部下の者たちの手を借りずにこの8人を切る覚悟を決めます。
一方、間近に家中の者すべての俸禄返上が迫っており、その対応も重くのしかかっています。
こう振り返ってみると、時代劇と言いながら完全に中間管理職の悲哀の夢のようです。
どこまで行っても、あの頃の心理的な負担感というものから逃れられないのでしょうか。