爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

豚レバー生食禁止

今日から豚レバーの生食提供を法律で禁止するとのこと。テレビニュースでは昨夜の店舗の様子も映して報道していました。
その店で食べ納めと言って生で食べていたのはどう見ても50台以上の中年。若くて無知な奴らだけが食べているのかと思ったらいい年をしたのが「生が最高」などといって食べているというのは、なんとも情けなくなる光景です。

そもそもレバーの生食なんていう食習慣というものはあったはずもありません。豚よりはまだましな牛レバーでもバクテリア汚染の可能性があるということで禁止になったのが3年前ですが、その結果、より危険性が強い豚レバーに消費が移ってしまったということです。
法律で禁止ということで、文句を言っている人もいるようです。E型肝炎などは2次感染もないでしょうから、危険性を周知させたうえであとは勝手に食べさせればどうですか。法律で禁止されていなければ何も考えずに食べてしまう。何もかも「お上任せ」自ら考えようともせず、ましてや政府の政策に疑問すら覚えない。
グランドキャニオンにあるという立札が日本との違いを大きく示しています。「これ以上は自分の責任で行け」
危険なところには全部に柵をつけなければいけないという日本の状況は日本人の情けなさをこれでもかと実感させます。