爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

STAP細胞異常な騒ぎ

STAP細胞の作成方法の検証結果が出たとして発表されていますが、テレビのワイドショーなど異常な騒ぎようです。

一言でまとめるなら、未熟な研究者が勘違いで完成したと称した成果が実は間違いだったと言うだけの話で、実験系の科学分野ではしょっちゅうあるような事例でなんの面白みもないことなのですが。

少し興味を引くのは、NATUREに載ってしまったということで、そんな怪しい論文を載せるほどNATUREも落ちぶれたかと言う感慨を覚えるだけですが、こういった科学論文雑誌も昔のように慎重な審査と言うものもできなくなっているのでしょう。

結局、発表した時にちょっと若い女性研究者だったものだからマスコミが異常な取り上げ方をしたことの反動が出ているだけのようです。
そのような行動自体が非常に恥ずかしいものだと思うのですが、なんの反省も無く恥の上塗りをしているのが分からないのでしょうか。