数年前から飛蚊症(ひぶんしょう)と耳鳴りが出てきて、どうにもうっとうしい状況です。
飛蚊症とは眼の中の硝子体が剥がれ落ちて視界の中で邪魔をするというもののようで、ひどくなった時に眼科医に行ったのですが「年のせいですのでそれに慣れるしかない」と言われてがっくりしました。
視界の中に紐のようなものが見えるのですが、時によりその位置が変わるようで、現在は左目はちょうど視界の真ん中。
本を読むときなどには非常に見づらくなっています。
そのため、いつも通っている図書館では6冊づつ借りてきてそれをだいたい10日間で読み、その読書記録をこのブログに書いているのですが、それが少しずつ遅れ気味です。
もう一点の老化現象が耳鳴りです。
これもここ数年で悪くなっており、常にジーンという音が聞こえており他の音が若干聞きづらくなっています。
初期の頃に耳鼻科に行って診てもらったのですが、いくつかの原因を当たったもののそれではないとの診断。
しかし耳鳴りの原因は非常に多数であり、それが上手く分かったとしても治るとも限らないそうで、「まだ調べますか」と言われたものの「もうやめておきます」と答えて終わり。
飛蚊症と耳鳴りが出てきたせいで変わったのが、「蚊が飛んでいても分からない」ということです。
なにしろ眼の中に常に蚊がいるようなものなので、少しぐらい本物が飛んでいても気が付きません。
また、耳鳴りの音がちょうど蚊の飛ぶ音に近いため、こちらも部屋の中に飛んでいる程度では気づきません。
さすがに顔の周辺に来た時には分かりますが、身体の別の場所なら分かりません。
これが困ったことかどうか、困ったとばかりも言えないようです。
以前は部屋の中に一匹だけ飛んでいても大騒ぎ。
見つけ出して叩くか殺虫剤を振りまくということだったのですが、もう不可能であり不要となりました。
蚊がいても気にならずに眠れるようになったのは良いことかもしれません。
知らないままに刺されていることも多くなりました。
まだ運動機能の方は老化がそれほど目立たないのですが、視覚と聴覚に現れてきてしまい、ちょっと厄介です。