爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

まだまだ死ねないと思った瞬間

六十路も半ば、かなり身体もあちこち傷んできて、老化を感じてしまいます。

外歩きをあまりできなくなったせいか、ちょっと歩くと疲れが出るほどに足が弱った実感があります。

また、数日前から目の中に糸くずが動き回るようになり、これはえらいこっちゃと眼科病院に行って診てもらったら、「老化のせいですね」と言われて「まあ経過を見てください」という診断。

もうどうしようもないのか。

 

このようなことがどんどんと重なっていって、その内もうどうでもいいとなっていくのでしょう。

 

たまたま、関東に住む義兄(妻の兄)が、コロナ感染を恐れてほとんど外出もできないという話を聞きました。

まだそんなに生きることに執念があるんだなと、うらやましいようなアホらしいような感想を持ったのですが、さて自分はどうなんだろう。

 

もう高齢者の入り口、基礎疾患もたっぷりと持っていてコロナ感染したら危ないのは一緒です。

それならそれで、もう良いのか。

 

しかし、やっぱりまだ死にたくはないということに気づきました。

 

まだまだ見たいものがたくさんある。

 

まず、直近のものとしては、安倍の辞任。

あのかつての泣き顔辞任会見と同じような顔で映る姿を早く見たい。

 

さらに、経済成長が無ければ社会が安定しないという呪縛を逃れる姿。

経済成長自体が世界を混乱に陥れているということが早く判ってほしい。

 

そして、究極の「脱エネルギー社会の実現」です。

さすがに、それが達成されるまではどんなに長生きしても無理でしょうから、そこに向かっていく道筋が示され動き出すところは見たい。

しかし、それでもあと100年はダメでしょうか。

そうなると160歳以上まで生きなければ見られないか。

 

それともう一つ。

カルデラ大噴火を見たい。

阿蘇でも姶良でも良いのですが、大火砕流カルデラ陥没というものをこの目で(とはいっても現実には自分の目では見られないでしょうが)見たい。

ただし、これは少なくともあと数千年は先でしょうから、やはりちょっと無理か。