爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

輸入レモンは危ない?はいつの話。松永和紀さんの解説より。

「おいしい健康」サイトの松永和紀さんの解説記事から。

「輸入レモンは危なくない。古い情報に惑わされないで」というものです。

いまだに「輸入レモンには防カビ剤が付着している」と思っている人が多いようですが、それははるか昔の情報だということです。

oishi-kenko.com

レモンだけでなく輸入農産物は一定の割合で検査を行っていますが、2021年にレモンで残留基準値を越えたものは1件だけで、それもわずかな超過だけでした。

 

なお、記事中にも触れられているように、レモンの残留基準は皮も含めた総量に対するものであり、「皮は危ない」という話も間違いです。

 

防カビ剤は基準値以下であっても嫌だという人もいるのでしょうが、カビが生えている方がよほど危険であり、カビ毒の発生もあり得ます。

それは国産柑橘類でも同様であり、カビの生えた国産品はよほど危険でしょう。

 

なお、あるかないかの防カビ剤を除こうとして洗剤で洗ったら洗剤の残留の方がよほど危険性がありそうです。

 

ここにも「ネット情報」の危うさがありそうです。