爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

熊本日日新聞の記事より、花博と言いながら自生植物を破壊。

熊本日日新聞で詩人の伊藤比呂美さんが書いていた記事です。

例によって記事の引用がやりづらいので、スクリーンショットで失礼します。

熊本市で現在「花博」というイベントが開催されています。

これは「全国都市緑化フェア」というものですが、それの第38回大会が熊本で開催されているというものです。

 

それはまあ、勝手にやってくれという伊藤さんだったのですが、普段からよくお散歩に出かけ自然の草花に触れあう機会であった熊本市北郊の立田山に出かけた時に唖然としました。

これまで散歩の折りには目を楽しませてくれていた「ハンカイソウ」という野草の群落が無残にも踏みつぶされ、そこに花博のイベントのための遊歩道が作られていたということです。

おそらく、そういった工事を計画した人も工事を担当した人もそのような野草の群落がある場所であるということはまったく意識もしなかったのでしょう。

 

伊藤さんは記事中に「花博のホームページの基本理念」というものも引用していますが、それとはまったく逆の事態を平然と行っていたということです。

 

まあよくあるような話ですが、看板だけでは何をやっているのか怪しいものだということでしょう。