爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

伊藤詩織さんの勝訴、単なる性犯罪裁判の問題ではなかった

ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者という男に性犯罪を受けたという裁判の件はニュースが流れましたが、それほどのことなのか何も情報を知らなかったのでよく分かりませんでした。

hochi.newsしかし、ツイッターなどで見ているととんでもない裏があったということのようです。

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ラサール石井さんのツイートを内田樹さんがリツイートしたものを貼り付けさせてもらいました。

 

私も全然知らなかったのは石井さんの周囲の女性たちと同様でした。

どうやら、この事件の最初から政権中枢が関わり、警察検察の捜査が止められて逮捕されずに司法事件としては動きが止められたということです。

 

他のツイートによれば海外では大きく報道され、BBCでは「安倍」の名前も流されていたとか。

日本国内ではまったくその報道が為されず、国民は知らないままにされていたようです。

 

しかし、また政権のスキャンダル、しかも国としての行為の根幹に関わるような大きなものが連続して起きています。

今も変わらず前からあるような「政治資金記載漏れ」とか「寄付金の違法受領」などといった小さな疑惑(それでも十分に違法性があるのですが)ではありません。

政府の行動自体に政権中枢の横暴が影響している。

もはや末期的症状です。

それが、「政権末期」ならまだ良いのですが「国としての末期的症状」のような気がします。