一時はそれほど目立たなくなった中国とロシアの関係ですが、このところまた盛んになってきたように感じます。
kamogawakosuke.info中国の習近平主席は、このところ足取り軽くあちこちを飛び回っていますが、6月にはロシアを訪れプーチン大統領と会談していたそうです。
中ロどちらもアメリカとの摩擦が増しており、その対応協議でしょうか。
アメリカが追加関税を見送ったのも、賀茂川さんの見立通り、アメリカの消費者への影響が大きすぎるからということでしょう。
それに対して、中国側がアメリカから輸入しているのは主に農産物、大豆、トウモロコシ、小麦と言ったところです。
これも無くては困るでしょうが、ロシアに増産を持ちかけたということです。
さて、気になるのは中国がアメリカ国債の保有を減らし、金を確保しているということです。
これは、別のニュースでも見ましたが、中国の米国債保有数が減ったために再び日本が保有第一になるかもしれないとか。
日本はアメリカ国債を売ることはできませんので、さらにアメリカからの国債購入圧力がかかるのでしょう。
中国とロシアが緊密さを増し、それに北朝鮮がからみさらに韓国も取り込まれれば東アジアは大陸すべて一体化します。
それに、日本列島を防衛線としたアメリカ戦略が通用するかどうか。
強圧だけで抑え込もうとするのがいつまで続くか。
安倍の任期も関わってきそうです。
アメリカの圧力で無理やり終身独裁政権とさせる可能性も考えられます。
賀茂川さんは触れていませんが、竹島上空を領空侵犯したロシア軍機も中国との共同作戦であったそうです。
この辺もすでに協議されていたことなのかもしれません。