佐渡へ向かう高速船がクジラと衝突して多くの乗客が負傷したそうです。
この高速船は時速80kmのスピードで走行しているということで、クジラなどを発見しても回避は不可能でしょう。
こういった事故は、九州と韓国を結ぶ区間でも時々起きているようです。
クジラに警告を与えるような音を出すと言った装置もあるようですが、クジラがそれを認知できるかどうかも不明ですし、せめての対策としては上述のように乗客にすべてシートベルトを着装してもらうしかないのでしょう。
たしかに、このような高速船の運行は旅のスピードアップという意味では非常に画期的なものですが、大型海洋生物のことを考えると危険も避けられないようです。
なお、例の捕鯨再開が日本近海でも始まるようでしたら、クジラも船の音を聞けば逃げ出すことになるかもしれません。
そうなれば事故も減るかも。