爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

JAF(日本自動車連盟)機関紙JAF mateより

 一応JAFに加盟していますので、機関紙が送られてきます。

今月号には、この前にアンケートを取った結果が掲載されていました。

車にかかる税金が負担に感じるかどうかというアンケートが数ヶ月前に実施され、その結果が出たそうです。

 

それによれば車の税金が負担と感じる人が98%になったとか。

 

実は私もこのアンケートには回答していまして、それは「負担ではない」という答えでした。

ということは、集計結果において「負担に感じない」という0.4%に入ったということになります。

 

まあ、だいたいこのようなアンケートで正論が通るとは思っていませんが、この0.4%に入ったということは、名誉のようなものです。

 

ここで何度も繰り返し主張していますが、現代の車社会というものは、エネルギー収支の上でも、人々の安全の上でも、根本から間違っています。

さすがに近年は下がっているとは言え、事故での死亡者数が毎年数千人、テロより、殺人事件被害者数より、はるかに多い犠牲者を出しています。

 

どう見ても正気とは思えない社会の有り様ですが、皆が車社会の便利さに目をくらませているためにおかしいとも思いません。

 

せめてもの歯止めとして車の使用には高額の税金を課すことが必要なのですが、JAFの会員諸氏はそういった社会の問題点にはまったく気づかず(あるいは気づかないふりをして)自動車税は過大という答えを出したのでしょう。

 

まあ、現段階で私の主張というものはとても共感を呼ぶものとは思いませんので、この数字は落胆を呼ぶものではなく、かえって孤高の人らしいとやせ我慢をしておきます。

 

なお、このJAF機関紙で毎月参考にしている「危険予知訓練」では今回は高速道路における横風の危険性でした。これは誰もが肝に銘じてほしいものです。

 その他の記事の誤りを十分に取り戻せる価値がこの毎月の「危険予知」にはあります。

こういった記事だけにしておけばいいものを。