爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

行ったことのある都道府県 静岡県

静岡は住んでいたところ(神奈川・愛知)に隣接していたこともありたびたび訪れていたところです。
ただし、多いのは東部の伊豆半島や御殿場沼津などと、西部の浜松周辺で、中央の静岡市などにはほとんど降り立ったことがありません。

そんな中で一度だけ静岡駅で降りたという経験がありました。前橋に住んでいた当時に毎年夏には家内の実家の熊本に帰省していたのですが、その頃はよくブルートレインを利用していました。子供が小さかったので大変でしたがなにしろ日航ジャンボ機の事故の直後でしたので飛行機に乗るのが怖いと言うことでした。
大体東京から「はやぶさ」や「みずほ」に乗って行ったのですが、ある年に集中豪雨が神奈川県西部で起こり、東海道線も神奈川県内不通ということになってしまいました。東京までは出てきてさあ乗るぞと言う所で困惑したのですが、上り列車を途中で運転打ち切りそこから急遽下り列車として運行するということになり、水害でも運行していた新幹線で静岡まで行きそこから始発となる寝台列車に乗車ということになりました。そこで新幹線で静岡まで向かったのですが、着いたのはまだ発車時刻のかなり前で、一人なら駅周辺でも見て回るところなのですが、子連れではそうも行かず駅ビルで食事をしてじっと時間を待ったと言うことがありました。

観光でたびたび訪れたのは伊豆です。若いときには友人と戸田や修善寺へ、家族を持ってからは一家で伊東へ、社内旅行でも伊東や下田へと行っています。湘南地方からは手ごろな観光地で、家の周辺も海岸でしたが出かけた先の海というのも一味変わった感覚で見られました。
大学時代に行った戸田というのは、その頃はまだ車などは使わずに沼津から船に乗ったという経験もあり、懐かしい思い出になっています。小さな船でしたがさほど波もなかったので無事に到着しました。戸田岬のところから見る富士山というのが湘南地方から見たイメージとかなり違い、「ほっそりとした」ものであったのが印象的でした。
戸田はタカアシガニが有名なところなのですが、当時はそのようなことは全く知らず(知っていたとしてもそんな贅沢なものは食べられなかった)あとになって知って驚きました。