爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

新聞読むのは気取ってる?驚きの大学生事情

毎日新聞の記者コラム発信箱にあった、小国綾子さんのコラムですが、新聞記者志望の大学生が「新聞を人前で読むのは気取ってると思われる」とか「意識高いと陰口を言われる」と話したので驚いたという話です。
とんでもない話で、反知性主義もここまで来たかと思うばかりです。
私らが大学生だった30年以上前(ちょっとサバ読んで)にもさすがに人前で哲学書を読むというのはできませんでしたが、それでもね。

新聞を読まずに社会の動きはどうやって知るのでしょう。ネット情報やテレビで大丈夫なんでしょうか。新聞がそれほど高尚なものでもないということも確かですが、細切れでないだけその価値も見やすい(玉石混交ですが)のは間違いがありません。どうしようもない新聞もありますが、それも読まなきゃ判らないでしょう。

これまでの社会を悪くしてきたのは中高年であるのはもちろんですが、それをさらに破壊しそうなのは若年層のようです。