爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「オードリー・ヘプバーン98の真実」清藤秀人著

映画ライターの清藤さんが、今でも人気の衰えないオードリー・ヘプバーンについてあれこれの噂話について記したものです。
全頁写真付で、楽しめます。

オードリーは(と書くと漫才コンビみたいですが)映画では圧倒的な人気ですが、プライベートについては本人の意向もありあまり知られていないのかもしれません。
イギリス人の父親とオランダ貴族の血を引く母親の間に生まれたオードリーは両親が離婚した後オランダに渡りますが、第2次大戦中はオランダで過ごします。
反ナチの活動にも参加したそうですが、後にアンネの日記の映画化の際に出演交渉があったときにはその記憶があったので断ったとか。
その後映画の道に進み2回結婚するそうですが、子供とともにローマに移った後は出演の依頼があってもローマを離れることは拒んだためにあまり出演作もなかったそうです。当時はなかなかアメリカ映画が海外撮影ということはできなかったとか。

各ページにある写真は若い頃から最後の作までいろいろの年齢のときにオードリーの姿が見られますが、どれも魅力が一杯です。今でも変わらず人気があるのも納得できます。