爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

食品表示問題頻出 報道の姿勢

このところ毎日のようにレストランやホテルなどでの食品表示に関する報道がされています。
テレビでは何故こんなに次々にという感想が述べられていますが、またまたマスコミの低脳加減を露呈するような発言で、うんざりします。

このような問題が明らかになると、同業や関連業界でまともな会社なら必ず自社のところにはそのような問題があるかどうか、総チェックするのが当然です。
そうすればいくつかはそのような問題点が出てくるのも残念ながら良くあることですが、そうした場合はある程度以上の規模の企業なら昨今の情勢では必ず公表するということが当然のような対応になっています。

したがって、このように違反事例発表が頻出すると言うことはかえって大抵の企業の姿勢が健全であることを示していると思いますが、いかがでしょうか。

一昔前ならこのような場合でもこっそりと表示だけ差し替えて内緒にしておくという対応も有り得たでしょうが、今では考えられません。

そろそろ報道の姿勢でも、どのような表示が偽装で、どのようなものが誤表示か。どのようなものが危険性があり、どのようなものは些細なものか。はっきりと報道会社の意見として述べてもらいたいものです。無理でしょうが。