爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「三国志 第一巻」宮城谷昌光著


以前から読もうとは思っていましたが、市立図書館に全巻そろっているようなので1冊ずつ読んでいくことにしました。

他の三国志と異なり、宮城谷さんの三国志曹操の父曹嵩の養父の宦官の曹騰が幼児のころに皇帝順帝となる斉陰王に仕え始めるところから話を始めていますので、相当長くなるものと思います。

その当時は後漢王朝がようやく衰退を始めるころで、三国時代に向かい没落していく過程からの著述になります。