爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

またも高齢者の引き起こした事故 年寄りには運転させなければ良いのか

群馬県前橋市で85歳の男性の運転する車が暴走し、自転車通学の高校生2人がはねられて今も意識不明の重態ということです。 www.sankei.com被害者の方々はまことにお気の毒で、回復をお祈りします。 また、加害者の親族も止めようとしながらできなかったと…

「差別語不快語」小林健治著

にんげん出版という出版社の発行したこの本は「管理職検定」というシリーズらしいので、企業の管理職クラスが差別語などを不用意に使ってトラブルを起こさないようにと言う狙いで書かれたものかもしれません。 口は災いの元と言いますが、相変わらずテレビ放…

”賀茂川耕助のブログ”を読んで No.1206 新経済シルクロード

久しぶりに賀茂川耕助さんのブログからの紹介です。 kamogawakosuke.info実際、あまり日本ではメディアが紹介しませんが、「一帯一路」という構想で中国が進出しようとしています。 上海協力機構(SCO)というものも立ち上げて体制を整えています。 インドや…

なんとも嘆かわしい事件 カヌー選手がライバルを陥れるために薬物混入

オリンピック候補クラスのカヌーの選手が、ライバルを蹴落とそうとして飲み物に禁止薬物を混入し摂取させたという事件が明らかになりました。 www.nikkansports.comなんとも嘆かわしい話なのですが、関係者や報道関係が「驚いた」とか「日本では聞いたことが…

「娘に”リケジョになりたい!”と言われたら」秋田直美著

「リケジョ」つまり理系女子という、最近注目されている人たちについて、「理系女子アドバイザー」という秋田さんが様々な点について書いています。 実は、私も理系そのものでして、最近こそ歴史物や政治経済本などの読書が多いためにあまりそういった雰囲気…

「蒸気機関車」石井幸孝著

これはかなり古い本で、昭和46年発行の中公新書です。 昭和46年(1971年)といえば、まさに蒸気機関車が日本の鉄道での活躍を終えようとしていた時期であり、私も高校生の頃でその最後の姿を写真に収めようとあちこちに出かけていた頃でした。 著者の石井さ…

「内田樹の研究室」より、”英語の未来”

内田樹さんが書かれている「研究室」というブログにはなかなか興味深い内容が多いので以前の記事も読み返していますが、昨年8月の「英語の未来」というものも相当に面白いものでした。 英語の未来 (内田樹の研究室) 昨年の中央公論に、この内容の記事があり…

大相撲騒動その後 張り手やカチアゲっていけないことなの。

貴乃花の理事解任という件が正式決定、その会見の席で「被害者親方と加害者親方の処分が一緒だが」と尋ねた記者が居たそうですが、尋ねられた方も驚いたでしょう。 貴乃花が理事解任となったのは、「被害者の親方」であったことなど何の関係もないのは当然で…

「志ん朝の落語1 男と女」京須智充編

(編者のお名前の「智」の字は正しくは「ニンベンに皆」という字です) 古今亭志ん朝さんといえば古典落語の名手として知られた落語家でしたが、2001年に亡くなられましたのでもう16年も経っています。しかし、あの語り口はいまだに記憶に残っていると…

「海賊の世界史 古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで」桃井治郎著

「海賊」といえば一番イメージしやすいのは「カリブの海賊」といったところかもしれませんが、副題にあるように歴史の最初から最後まで、つまりいつでも海賊というものはあちこちに出没していたようです。 文明というものが興ると人や物資の移動が盛んとなり…

「歴史に気候を読む」吉野正敏著

歴史の多くの展開に気候というものが大きな影響を及ぼしたということは、容易に想像できますが、実は歴史学ではあまりそれを取り上げることはなかったようです。 これまでにその観点から論じたのは、1940年代に西岡秀雄氏が、1983年に原田常治氏が発…

「やる気もある!能力もある!でもどうにもならない職場 閉塞感の正体」草間徹著

閉塞感とは、個人が抱く感覚ですが、職場や社会の中で「狭いところに閉じ込められ」「身動きができない」「手のうちようがない」と感じられる状態です。 今の日本社会はこのような閉塞感が充満しているようです。 著者の草間さんは、クレイア・コンサルティ…

「再読:”法令遵守”が日本を滅ぼす」郷原信郎著

この本は4年ちょっと前に一度読んでおり、ブログも書いていますがその内容はあまり整理されておらず、その当時はまだまだ自分の読解力も未熟だったなと思います。 だからというわけでもないのですが、再読してみました。 (これはいつもの”気が付かずまた読…

2018年年頭にあたり

昨年の年頭予測大外れにもくじけずに今年もやります。何者も怖れずに今年の予測。 2018年も大変な年になることは確かでしょう。 気象災害は水害がどこかで起きるのは間違いありません。 大台風による強風被害も起きるかも。 沖縄でいつも被っている風速…