私のような門外漢には、箱根駅伝で区間新が続出という話も驚くばかりでその要因にまったく気づいていなかったのですが、それがどうやら新しいランニングシューズのせいであるということ、そしてそのナイキの厚底シューズがレース使用禁止になるかもといった報道に驚いています。
sohujojo.hatenablog.comイギリスの報道で国際陸連がこの靴の使用禁止を審議していると出てから、日本でも多くのテレビ番組などで取り上げられています。
さて、どうなるのか。
国際陸連の判断は遠からず出てくるでしょう。
しかし、上記記事にもあるように、選手と製造企業の努力はこれからも続いていくでしょうし、それを認めるかどうかも微妙な判断が続いていくでしょう。
テレビ番組でも触れられていましたが、あの「鮫肌水着」は使用禁止となりましたが、棒高跳びのポールは認められており、かつての竹竿で飛んでいた時代とは跳び方がまったく変わってしまっています。
スポーツでは「勝ちたい」という思いはすべての参加者に強く存在しており、それを後押し(というか、上手くやって金儲け)したいという用具製造メーカーの開発努力も延々と続いています。
靴底にロケットを付けて噴射して記録を伸ばすというのは絶対にダメだろうと思いますが、反発性を高めたりクッション性を強めたりと言った開発がどこまでセーフでどこからアウトか、その線引きは難しいものでしょう。
直近の話題で言えば、オリンピックのマラソン選手選考で残されたわずかなチャンスであの靴を使えるかどうかは該当選手には大問題でしょう。
それを見ている我々にもその行き先は興味津々といったところです。