「賀茂川耕助のブログ」によれば、米ドルの基軸通貨としての地位を脅かすような中国人民元の攻勢が続いているようです。
米ドルが基軸通貨として世界を支配しているように感じていましたが、それはせいぜい1970年代からだったようです。
そこにも石油取引の決算が関わっていたようで、これがあくまでも石油経済であったということが分かります。
しかし、中国の世界中への経済進出というものは急激であり、さらにロシアもそれに同調する動きを見せているようで、いくらトランプが偉大なアメリカと言ったとしても実質が付いていかなければどうしようもありません。
一方でアメリカ国債を最も多く保有しているのも中国ですから、一気にアメリカと地位逆転というわけにも行かないでしょうが、大きく見れば世界の貿易の仕組みと国際金融制度を大きく変えるというのは、賀茂川さんの指摘通りでしょう。
それにもかかわらず、代替案の考慮すら無くアメリカ一辺倒の追従政策を取り続ける日本がいかに危うい立場か。
そんなに心中しても良いというくらいにアメリカに優遇されていたのでしょうか。