爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「夢のバービーランド」内田樹の研究室より。

内田樹さんが映画「バービー」を見てきたそうです。

blog.tatsuru.com私も少しだけ聞いたことがあるような気がしましたが、最初に書いてある通り「評判のBarbieを観てきた。評判のと言ってもネット上のことであって、まだ一般メディアではほとんど話題になっていない」といことで、新聞テレビなどではあまり語られていないようです。

 

ファンタスティックな夢物語かと思えば、「鋭くアメリカのジェンダー構造を考察した作品」だったということです。

 

バービーという存在はまさに「あんたが性役割を固定化したおかげでフェミニズムが50年遅れた」というものかもしれません。

その元凶であるバービー自身がどうすれば良いのか。

 

「ぜひ劇場へ」と勧められています。

 

男女不平等がひどいと言われている日本ですが、アメリカでもまだまだなのでしょうか。

確かにバービー人形というものは、女の子が女の子らしくという思想を体現したかのようなものでしょう。

男の子用の「GIジョー」との名コンビかもしれません。

しかしそれを鋭く告発する映画が話題になるだけ日本よりは良いのでしょう。