爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「世界的な半導体不足」かと思っていたら、サムスンは半導体不況で96%減益とか。

世界的に半導体不足で供給が間に合わず自動車の生産も遅れるという状況だと思っていたら、韓国のサムスンが「半導体不況で96%の減益」ということです。

www.nikkei.com

 

訳が分からなくなります。

するとサムスンだけでなく韓国のSKハイニックスも不調だとか。

diamond.jp

どうやら半導体といってもその各部分では好調なところと不調のところがはっきりと別れているようです。

分かりやすく書いてあるものがないのですが、どうやらサムスンやSKハイニックスという韓国メーカーは半導体モリーに特化しており、テキサスインスツルメンツなどはアナログ半導体で車載用などの需要が多く業績は好調とか。

 

足りないと言われている車載用などの制御用半導体は不足していても、パソコンやスマホ用のメモリーはそういった機器の売り上げが落ちているために不況ということなのでしょう。

 

今さらですが、やはり製造は一つの方向に特化してしまうとそこが不調になればあっという間に厳しくなるということでしょうか。

 

台湾のTSMCの進出で沸き立っている熊本(ただし県北だけ)ですが、本当に大丈夫なんでしょうか。