爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

八代地方水田の田植えが盛り

うちの周辺はかなり家が建ってきたとはいえ、まだ水田もかなり残っています。

そこでの田植えが今最盛期となっています。

この田も半分は植えてまだ半分残っていますが、ここ数日のうちに済ませるのでしょう。

 

温暖な(というか暑すぎる)この地方で今が田植えとは遅いようですが、これはおそらくかつてのイグサ栽培の名残かと思います。

イグサは刈り取りがちょうど6月から7月にかけての梅雨の時期で、たいていの田ではそれが終わるとすぐに稲を植えていました。

当時はイグサの方が主でしたので、それに稲も合わせるということになったのでしょう。

この時期からの水稲栽培ではちょうど実が入る時期の8月から9月にかけて台風来襲ということも多いのですが、やはり出来上がってしまったスケジュールは中々変えられないものなのでしょうか。

 

田植えと言えばかつて仕事で行っていた北陸地方は五月の連休に一斉にやっていました。

ちょうど連休入りの頃に帰省するために電車に乗ると車窓の水田は田植えの準備、そして連休明けに北陸に帰ってくると一斉に植えられた苗が並んでいました。

 

ぐっと暑くなる時期ですが、水田に水が入ると少し涼しく感じられます。