佐賀県を襲った豪雨で、大町町の鉄工所から重油が流出し、周囲に大きな被害が出ているようです。
海にまで流出したかと言われましたが、実際は病院を含む一角だけにほとんどが留まっていて外部への流出はごくわずかだったようです。
しかし、病院や周囲の民家の被害は相当なもので、補償を求める動きにもつながるのでしょう。
流出した油量は5万リットルと言われています。
どうも、このくらいの量を「リットル」の単位で表すのは慣れがなく、やはり「キロリットル」で言ってほしいものです。
1000リットルが1キロリットルですので、流出量は50kl.
以前勤めていた会社が酒造業だったもので、飲料用の大型タンクなども見慣れたものでした。
大きなものでは300klタンクなどもありましたが、それらは縦置きの円筒が直立したような形状でした。
しかし、ネットで見てみると重油タンクの場合は横置きのものもあるようです。
横置きタンクを地下設置という例もあるようなので、それが浸水により流出してしまったのでしょうか。
工場側の管理不備は明らかですので、水害ではあっても補償責任は生じるのではないでしょうか。
それにしても、被害を受けた住民や病院の方々は健康的にも影響が出そうです。