毎日のように夢は見るのですが、ここで書くのはそのうちのわずかです。
「夢のような話」であっても、ここに書くのは創作は避けようと言うのが私の数少ないこだわり、(別に創作しても誰も気づかないでしょうが)です。
夢は現実と同じようだという人もいるのかもしれませんが、私の見る夢の多くは、現実世界とはかなり異なる不条理世界であることが多いようです。
(本当は、他の人の夢など分かりませんので、同様の人も多いのかもしれませんが)
つまり、SF小説や不条理小説のようなものを毎日夢に見ているという、まったくオトクな状態(そういう本を金を出して買わなくて良いから?)です。
ただし、問題はそういった不条理状態は、夢から覚めるとすぐに忘れていくということです。
夢の中ではその状態を出演者すべてが理解しており、その不条理に従って行動しています。
あたかも、SF小説の登場人物のようです。
自分自身も、その状況に何の疑問も持たず、それが当然のように考え行動するわけです。
しかし、目が覚める瞬間まではその状況がはっきりしていても、そこから急速に忘れていきます。
測ったことはありませんが、ほんの数分でそういった不条理のことは理解不能になるようです。
そのため、夢は見ていても書くことができない。
なんのことか、自分でもわからなくなってしまいます。
その点、今日の夢はまだ覚えています。
その状況は、「すべての文章が3つのブロックからできていて、そのパーツを持ってきて接続するだけでできてしまう」世界でした。
これは、文芸作品でも科学論文でも一緒です。
私は夢の中でどうやら作家のようです。
作家といえど、やることは文章ブロックのパーツを選んで、パチンパチンと金具で止めるだけです。
新作の文章を作っていますが、候補作が3つできています。
上の2ブロックは決まっている(主語?、形容句?)のですが、最後のブロック(述語?)の候補が3つあり、その選択で迷っているところです。
どうも、いつもいつも変な夢ばかりです。