本日朝の、NHKおはよう日本で、横断歩道を渡ろうとする歩行者が居ても止まろうとしない車がほとんどという問題について提起されました。
外国人からの訴えという形で、イギリス人から見れば横断歩道で渡ろうとする歩行者が居ても自動車が止まらないのは危険ということを伝えています。
番組中にも触れていますが、少し前にJAFでもそういったキャンペーンが行われていましたが、ほとんど注目を集めないまま終わってしまいました。
急増する外国人旅行者が危険という形で、取り上げればもう少し効き目があると思ったか。
もちろん、道路交通法には横断歩道と渡ろうとする歩行者がいる場合は自動車は一時停止となっています。
第38条
第1項
横断歩道等に接近する場合には、前方を横断しようとする歩行者等がないことが明らかな場合を除き、
横断歩道等の直前で停止することができるような速度で進行しなければならない。横断歩道等により前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、
横断歩道等の直前で一時停止し、その通行を妨げないようにしなければならない。
しかし、JAFの調査でも横断歩道で歩行者が待っていても9割以上の車が止まろうとしないとか。
ただし、これは一応誰もが受けたはずの免許試験の際には周知していたはずのことであり、あとは警察が取り締まるかどうかだけの問題です。
もしかしたら、そこまで考えての上でNHKに放送させて、そのうちに取締を始めるというサインかもしれません。
まあ、私は普段はほとんど車の運転はせず、歩行者として散歩をするほうが多いのですが、都会と比べてはるかに交通量の少ない田舎では、かえって止まられるよりスッと通り過ぎてもらった方が早いんですけどね。
止まってもらったら一応会釈ぐらいはしなきゃいけないし。
法律に隅から隅まで縛られるめんどくさい時代になりつつあるのかもしれません。