僅差ですがイギリスのEU離脱派が残留派を上回り離脱が決まりました。
結果速報の報道では、そのたびごとに為替相場と株式が乱高下でしたが、これで当分は株式市場低迷、円高相場となるのかもしれません。
実際、どのような変化が起きるのかというのは想像を越えたものでしょう。なってみなければ分からないということが連発かもしれません。
それにしても拡大一方だったEUがその大事な部分で崩れていくとは。大きな揺り戻しという感じです。
この問題を国民投票にするとした時から、様々な問題が続出したようです。
移民・難民がEUを離脱すれば減るのかどうかもよく分かりませんが、それも大きな問題でしょうが、それほどのことかとも感じます。これも日本にいればの感想でしょうか。
残留派の議員の殺害事件というのも起きました。それの影響もあったのでしょうが、それだけ大きな問題であることの表れでしょう。
イギリス独自の政策が取れないことに対する苛立ちも大きかったようです。さすがに独自性を重んじるイギリス人らしい感覚かもしれません。
「イギリスがEUを離脱したら」というお題で色々と予測されたことが本当に起きるのかどうか、これから目が話せないことが起きそうです。
その中で、絶対に起きるのは「世界経済の混乱でアベノミクスが失速した」という言い訳が誰かさんから出てくることでしょう。情けないトップを持ったのが日本の不幸ですが、そんな奴らを選んでいる国民の自業自得です。
