甘利明の大臣辞任について、報道ではいつもの通り「政治とカネ」とくくっての批判がされています。
これについて、小田嶋隆さんが日経BP(会員制なので未加入の方は見られないかも知れません)のピースオブ警句というコーナーで、「辞任まであまりに強気だった理由」という記事を書いておられ、その中で「政治とカネ」で一律に批判できる問題ではないとしています。
辞任まで“あまり”に強気だった理由 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト
以下引用
単なる政治資金疑惑ではない。
帳簿上の記載ミスだとか、税務当局との解釈の違いだとか、パーティー券の計算間違いだとか、そういう話ではない。
「週刊文春」の記事を読む限りでは、あからさまな贈収賄疑獄であり、目に余る悪辣なタカリ行為だ。
金額も大きい。証拠もはっきりしている。
まさに私の考えと同じもので、このような悪質な行為を単なる帳簿記載ミスと並べて「政治とカネの問題がまた起きた」などといった安易な言葉で済ませてほしくはありません。
ここを厳しく指摘しなければならないのがジャーナリズムだと思いますが、どうやら大手マスコミ等はそのような意思は持たないようです。嘆かわしい連中です。