爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

夢の話 父と母

いつもは波乱万丈、ハラハラドキドキ(といっても遅刻と列車乗り遅れのドタバタ)が多いのですが、今日の夢は家族について、ただしちょっと分からない点を含んでいます。

登場人物は自分と妻子、そして両親ですが、両親はかなり以前の若い頃の姿でした。妻子は登場はするものの印象は薄いものでした。
状況は、両親とは同居、ただし父は単身赴任中です。その父が休日に帰省してくるということでご馳走を作ります。そして赴任地に戻る父を送って母は孫をおぶって駅に出かけるというところでした。
これは夢であるというのを自覚している夢であり、その夢を見ながら「両親に孫を抱かせてあげられれば良かった」と思うというところまでが夢でした。

どこが腑に落ちないかというと、8年前に亡くなった父ですが単身赴任したことは一度もありません。何度も転勤はしたのですが常に家族が一緒であり、定年間近に東京勤務になったらすぐに今の実家の場所に家を建て、亡くなるまでずっとそこで暮らしました。
さらに、なぜ「両親が孫を抱くことがなかった」と感じたのか、今は成人している私の子供たちですが、幼い頃には実家のすぐそばに住んでいたために、私の両親にはたっぷりと抱いてもらう機会がありました。
また、結婚してからは実家のそばに住んだことはあっても両親と同居したことはありません。

実は、単身赴任を重ねたのは私自身です。またまだ孫を抱くことができないのも私自身です。それを父に投影してしまっているようです。
何かこの先の家族というものに対する不安感があるのかもと思います。娘は結婚したものの子供を作る気は当分ないらしく、息子は結婚自体いつになるものか見当もつきません。いつになったら孫の顔を見られるのかという思いがあるのでしょう。
つい先日は若くして亡くなった兄の命日でした。一人娘が結婚する前に亡くなってしまいました。そうならなければ良いのですが。