爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

行ったことのある都道府県 京都府

京都には意外に訪れたことは少ないようです。数年前の金沢単身赴任の時にはJRで帰省の時には京都駅で北陸線サンダーバードと新幹線乗り換えというのも何度もありましたが、駅の外には出ませんでした。しかし、ちょうど時間帯が昼前だったので京都駅で駅弁を購入ということもあったのですが、今ひとつ面白いものがありませんでした。新大阪の方がいろいろあって楽しかった気がします。

さて、京都訪問というと、最初は中学校の修学旅行で定番の観光コースだった覚えがあります。よくは記憶していませんが。
その次が中学卒業直後の蒸気機関車撮影旅行の一環で、京都では山陰本線の保津峡(現在はトロッコ線)に行ったことがあります。保津川沿いの渓谷を走るC57を狙ったのですが、ちょうど天気が悪くしかも暗い渓谷の中でシャッタースピードも遅くせざるを得ず、ほとんどがピンボケであったという失敗の思い出があります。しかし、その撮影中に川原で待っているとその前を保津川くだりの舟が通っていったのですが、若い女性が一人だけ乗っていたという記憶があります。

そこから数十年、京都を訪れるということがなかったのですが、昨年久し振りに行く機会がありました。
家内と二人で関西を訪れる用があり、ついでに京都観光でもしてみようかということになり京都2泊で行ってきました。
修学旅行で行ったところは外してその他でということにして、大原・嵐山を選択です。
初日は到着だけだったので、二日目朝から大原に向かいました。京都駅近くに泊まったのでそこから直行バスでも良かったのですがいろいろ調べると道路渋滞がひどいという噂だったので地下鉄で国際会館のところまで行き、そこからバスということにしました。京都国際会館といえばいろいろな催しが開かれるのですが、高校駅伝の折り返し点でも有名なところです。そこからバスに乗り込み大原へ向かいました。
大原はさすがに山あいの田園風景でした。それなら家に居ても一緒のようですが。そこから徒歩で寂光院へ、距離は大したことはないのですが一回道を間違えて少々遠回り。拝観を済ませて今度は反対側の三千院へ。いろいろ有名なところですが、結構にぎやかになっていました。
天気が良ければその帰りにロープウェイで比叡山に登ってみようかと思っていたのですが生憎の雨模様となってしまい、山は断念しそのまま京都駅まで戻ってついでに伏見稲荷に行って見ました。ここはさすがに修学旅行と外国人旅行者がいっぱいでした。特に外国人には受けが良い場所らしく多くの観光客が一所懸命写真を撮っていました。

翌日は昼過ぎには帰宅の途につくということで、半日の予定で嵯峨嵐山へ。京都駅から山陰本線で向かったのですが、昔とは違いきれいな電車でした。徒歩で渡月橋、天竜寺、竹林などを回ってきたのですが、ここも修学旅行生と外国人が多数、道も歩きにくいほどの混雑でした。
途中のトロッコ嵯峨駅では昔のSLにも再会。

まあ、京都はそのくらいで良かったかなという旅行でした。