今回の賀茂川さんブログは大恐慌の可能性についての注意喚起です。
もとよりアメリカの歴史については非常に詳しい方ですので1929年のアメリカ発の大恐慌についても認識は正確でしょう。
第1次大戦で漁夫の利を受けたアメリカは空前の好景気となりますが、産業界は労働者への配分をしようとはせず、企業や経営陣に巨額の資金が残ってしまいました。
そこでやることはいつの時代でもどこの国でも一緒です。目先の利益を求める投資に走りその結果は大バブルとなり、それがつぶれたということでしょうか。
それを見て現在の日本や世界の経済を見てみると労働者への配分を忘れたまま大儲けした企業は投資にばかり目を向けています。
さらに前回の賀茂川さんブログにあるように中国の大きなリスクが現在はさらに危険性を強めています。
このブログはいつも将来の危険性を強調していますが、それが杞憂ではないと思わせるものを持っています。その辺が私との差なのでしょうか。