爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

八朔祭(はっさくまつり)開催とのローカルニュース

熊本県では山都町八朔祭りが昨日の9月7日に開催されたというニュースが流れました。
山都町の旧矢部町(通潤橋で有名)で江戸時代から続いていたという歴史ある祭りで、毎年奇抜な山車を作ることでも有名です。(地元では)

さて、それはいいのですが本日9月8日は中秋の名月となっています。なんとか天気も持ちそうで満月が楽しめそうです。また、熊本県の沿岸地方ではこの時期の満月時特有の高潮注意報が出ています。
しかし、なぜ「八朔祭」の翌日が「満月」なんでしょう。

八朔の意味は「八月朔日」つまり八月一日で新月の日ということです。もともとは八朔祭は暦どおり旧暦の八月一日に開かれていたのでしょうが、現在ではそれを守ることが困難なために9月の第一日曜に開催とすることになっているそうです。
この辺りの事情は全国ほかの地域もだいたい似たようなものでしょうか。
仕方のないことではありますが、朔日という言葉をまったく無視したようなやり方に疑問もあります。