爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

消費者庁の疑問

来年に迫った消費税の税率アップ時の「消費税還元セール」なるものの禁止をなぜか消費者庁が言い出しています。
消費税云々とうたわなくても取り締まるとか。どうも意味がわかりません。
お上のすることにケチを付けるようなことをするなというのであれば、財務省などが言いそうなことですが、なんで消費者庁がと言う感じです。
報道によれば、前回の消費税アップ時にはそのように銘打ったセールでは納入業者に消費税分を値引きさせたという事例があったためということのようですが、(確かに大手スーパーなどのやりそうなことですが)それだけの話でセールそのものにまで禁止とか制限をするというのは変な話です。

まあ、前の時のそのようなセール広告を見ても、消費税を納めないわけには行かないはずなのに、単に値引きの客寄せじゃないかと不思議に思ったのですが、それに引っかかる客が居るのも事実でしょうか。
これに前記のような納入業者いじめの事例もあれば確かにそんなものは要らないという気もしますが、それよりもはるかに「お上に楯突く」ことを禁止と言うような色合いを強く感じます。

まあ、3%値引きというのも駄目というのであれば、ここは3.5%くらいにしてもらってどんどんやってもらいましょうか。