爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2024-03-19から1日間の記事一覧

「鬼平犯科帳(十)」池波正太郎著

多くの作品を読んでいますが、それぞれ凝った作りになっており飽きるということがあまりありません。 「犬神の権三」盗賊犬神の権三郎は火盗改与力佐嶋忠介と町で出くわし捕まってしまいます。しかし夜になって火事が起きその騒ぎの中で牢破りしてしまいます…

「教養としてのラテン語の授業」ハン・ドンイル著

図書館の語学の棚にあったのでラテン語の文法などの本かと思いましたが、中身はラテン語というものを通じて古代ローマや中世のヨーロッパ社会、そして現代イタリアに至るまでの文化的なエッセーというものでした。 著者のハン・ドンイルさんは韓国出身ですが…