ファイザー社製の新型コロナウイルス用ワクチンは、超低温保管など取扱いの困難さが数多くあるようですが、敏速な輸送のためということで検討されていたバイク便の利用は振動が多いためダメだということになったようです。
東京などでは渋滞も多く、輸送に車しか使えないとなると時間が予定以上にかかってしまう危険性もあり、担当の方々はまた頭が痛いことでしょう。
しかし、バイクでの輸送という意味ではかつて方々のラーメン屋や蕎麦屋の出前がちゃんとできていたではないのでしょうか。
最近はあまり目にしなくなったのかもしれませんが、バイクの荷台にばね仕掛けの出前機というものを付けて、そこにどんぶりのまま置いて蓋をすればどんなに揺れてもほとんど汁がこぼれないというものでした。
今ではウーバーイーツとやらが自転車で背中に担いで走り回っているようですが、あれでは汁物は無理でしょう。
あんな優れたものをなぜ使わないのでしょうか。
調べてみると、まだ製造販売されているようです。
これを使えば、かえって自動車輸送よりは振動を押さえて運べるのでは。