イランとの関係悪化が続く(というか、関係悪化を目指す)アメリカが、同盟国などに呼びかけている「有志連合」、なかなか賛同者が表れないようです。
ヨーロッパ勢はアメリカ主導のものには参加せず、独自の体制で警護を行う姿勢を見せていますし、他の件であればアメリカの指示に絶対服従の日本も、こればかりは簡単には曲げられないことらしく、まだ参加の意思は表明していません。
ここでもまた、田中宇さんの指摘が当たりとなるのかもしれません。
「国際ニュース解説、2019年7月1日記事:ロシアがイスラエル・イラン・アラブを和解させていく」
最初に見た時はそんなバカなと思いましたが、徐々にその方向に行くのかもしれません。
それはそれとして、やはり中東産に限らず石油に依存する度合が増すほど状況は不利になるのは間違いありません。
ここは、どうしても「脱化石燃料エネルギー」を目指すと言う方向でものを考えるべきでしょう。
目先の経済成長などを考えているだけでは危機は乗り切れません。