爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

あまりにも寒い

日本中が大寒波に覆われ、日本海側の大雪、首都圏でも大雪と大変な状況です。

寒さには慣れていると思っていた新潟県でも佐渡で水道管破裂が相次ぎ断水とか。

 

九州でも毎日とんでもない寒さで、今日も昼前になっても温度が上がらず、我が家も二階の書斎は暖房なしのために居続けることがかなわずたまらずに居間のこたつに避難しております。

 

そんな状況なのにちょっと前のニュースでは「観測史上2番目の高温だった」とか報じられ、なんじゃこりゃと思ったものですが、近藤邦明さんのサイト「環境問題を考える」にそれについての記事が載っていました。

http://www.env01.net/fromadmin/contents/2018/2018_01.html#n1214

 

「観測史上」なんて言ってもせいぜい100年、まともな記録があるのは第2次大戦の後だけですから大したものじゃないということです。

 

それよりも、信頼置ける解析によればやはり徐々に寒冷化が進んでいるようです。

氷河期が明けて古代文明が各地で興った頃がやはり最高の高温期であり、そこから再び気温は下降しつつあるようです。

 

もちろん、多少の温暖化よりは寒冷化の方がはるかに人類社会にとっては危険なことは言うまでもありません。

この圧倒的な寒冷化の脅威の中でもまだ「温暖化によって寒冷化している」などということを唱える人々もいますが、そういう連中は放っておいて、真剣に寒冷化対策をしておく必要があるのかもしれません。