爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

台風18号九州接近 怖いコースで近づいてくる

台風18号は東シナ海上でコースを東寄りに変え、このまま進めば17日には九州に上陸する可能性が強くなってきました。

 

私の住む熊本県は、台風が始終来襲しているかのように他地方からは見られるかもしれませんが、以外に台風被害は少なく、最近も数年間ほとんど無いまま過ぎています。

 

台風は中心の東南側が風雨ともに激しく、西北側ではそれほどでもないという性質がありますので、台風の進路として多いような、鹿児島から宮崎に接近、上陸して東北の四国などに向かうと言うコースと取った場合、九州山地の後ろ側に入るということもあり、熊本では風も雨もそれほど強まらないままで済んでしまうことが多いのです。

 

そんな熊本がもっとも恐れるのが、東シナ海側から直接熊本を目指して進んでくるかのようなコースを取る台風です。

平成11年の台風18号はそのコースを取り、天草のやや北方を抜けるという最悪の状況で、多くの被害を出しました。

高潮で当時の不知火町で多くの死者が出たのもこの時です。

私もその時は会社の社宅のアパートの4階に住んでいたのですが、我が家はなんとか持ったのですが同じ階の方の部屋ではサッシの窓が割れてしまったという被害を出しました。

また、市内の広範囲の地域で電柱が倒れ、長いところでは1週間以上も停電が続くという状況でした。

 

今回の台風も勢力は非常に強く、コースも嫌なところに進んできます。

無事に済めば良いのですが。

 

17日10時半追記

現在台風は薩摩半島南端近く、そのまま大隅半島から宮崎県海岸地方を進みそうです。

熊本としては段々と離れていくことになり、不安は少し減りましたが、さすがに徐々に風雨は強まってきており、特に雨の強さはかなりのものとなってきました。

鹿児島宮崎の方にとってはこれから数時間がさらに風雨が強まり心配なことと思います。

そこから列島縦断になりそうです。時節柄、各地での果樹被害も心配です。