爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ピアノを聞いているうちに突然頭に蘇った風景

先日、いつものコーラスの練習に出かけた時のことですが、練習開始までの間指導者の先生が指慣らしでピアノをポロンポロンと弾いていました。 その演奏を目を閉じて聞いている内になぜか東京のある風景が蘇ってしまいました。 そのピアノ曲がその場所に関係…

名前の流行について、テレビ番組から

ちょうど読書記録でも人名用漢字についての本を読んだところですが、先週見たテレビ番組「日本人のおなまえ」でも関連した問題を扱っていました。 www4.nhk.or.jpこの番組ではこれまでは「名字」に関する話題が多かったのですが、この回では「個人名」につい…

「人名用漢字の戦後史」円満字二郎著

戦後の国語改革の中で、漢字の使用制限と言う面では漢字撤廃を目指す人たちが主導して実施したために当用漢字制定は拙速で不合理なものであったということを説いた本を読んだことがありました。 sohujojo.hatenablog.com 漢字の問題としては、当用漢字以外に…

野党側選挙準備遅れに対する理不尽な報道

小池新党の立ち上げでの失策については、私も批判的に書きましたが、このところのテレビ報道などを見ていると希望の党を含め立憲民主党など野党側の選挙対策遅れを批判する動きが強まっているようです。 批判だけならまだしも、揶揄するような論調もあり、嘲…

「ヒットの教科書 プロジェクトを成功させた”挑戦者”に学ぶ」奥井真紀子著

「日経トレンディ」という月刊誌で連載されていた「ヒットの軌跡」というヒット商品開発の話を18編まとめて1冊の本にしたというものです。 ヒット商品なるものには、中には単に上手いCMで売ったとか言うものもあるようですが、ここで取り上げられているの…

海外で日本の「鶏刺し」が紹介される とんでもない誤解を生むかも

FOOCOM.NETの専門家コラムで、消費生活アドバイザーの瀬古博子さんが欧米で日本の「鶏刺し」が紹介されていることを論じています。 www.foocom.net日本では行政は一貫して鶏肉の生食は危険という注意喚起をしていますし、欧米でも同様なのですが、日本への観…

小池ブーム早くも興ざめか

民進党からの候補者受け入れに厳しい条件をつけ、政策一致を求めすぎるあまりにゴタゴタと不手際が相次ぎ、すっかり小池ブームも収まりつつあるようです。 今日のテレビワイドショーの論調でも、もはや最初のような「小池新党どこまで行くのか」といった半ば…

「歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる」遠藤雅司著

歴史の中の人たちが何をどのように食べていたのか。日本の過去の人たちのこともよく分かりませんが、外国の人々のことになると歴史上の活躍が分かっていても食生活は想像ができません。 そこで、歴史料理研究家という遠藤さんが様々な資料を元に料理を再現し…

「遺伝子改造社会 あなたはどうする」池田清彦、金森修著

ゲノム編集と言うことがここ数年急激に発展しているようですが、この本は2001年出版でありながらこういった事態を予測しそうなったらどうなるかということを取り上げています。 池田さんは有名な?生物学者で、金森さんは哲学出身の科学史専攻の方です。…

”賀茂川耕助のブログ”を読んで No.1197自動化が進む株式市場

賀茂川耕助のブログで扱われていたのは、もはや企業業績や将来性といった企業への投資を示すようなものではなく、単に取引の時間差や隙間狙いだけの競争に堕した株式市場の現状です。 kamogawakosuke.info 株式市場は企業が資金調達を行うためという元来の目…