民進党からの候補者受け入れに厳しい条件をつけ、政策一致を求めすぎるあまりにゴタゴタと不手際が相次ぎ、すっかり小池ブームも収まりつつあるようです。
今日のテレビワイドショーの論調でも、もはや最初のような「小池新党どこまで行くのか」といった半ば恐怖心を感じているような雰囲気は消え去り、半分嘲弄交じりでのコメントが相次いでいました。
どうやら小池さんも自らに集められた期待というものが、単に安倍おろしだということに気づかず、ご本人の政治姿勢というものに期待されていると誤解し、きちんとした政治手法を見せたかったのでしょう。
とにかく安倍を葬り去るだけに集中し、右でも左でも取り込んで選挙だけ済ませて大勝し、その後はじわじわと反対派粛清をしていけば良かったものを、こうなってはとても大多数の無党派層を取り込むことはできないでしょう。
立憲民主党を含めた共産社民、自民公明との三極構造などと言っても小選挙区制のもとではまた自公大勝の目も見えてきました。
あまりにもアホらしい展開に、また政治休眠に入ろうかと思い始めています。