爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

2013-11-13から1日間の記事一覧

「戦場の精神史 武士道という幻影」佐伯真一著

青山学院大学教授で中世文学が専門と言う佐伯さんが武士道というものについてどのような認識の変遷があったかを説明しています。 最初に、平家物語にある、越中前司の最後と言う場面を引いています。一の谷の合戦で戦いの帰趨はほぼ決して平家の負けとなった…