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爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

FOOCOM.NET松永編集長 水素水の記事の反応 抗議文が来たそうです

FOOCOM.NET松永編集長が最近の水素水と称する「ただの水」に関する現状を取り上げた記事を書かれましたが、その続報です。

前の記事についての紹介はこちら。

水素水なるもの蔓延中 - 爽風上々のブログ

 

今回の記事はこういったものです。

www.foocom.net

マスコミでも取り上げられ、多くのサイトでも紹介されましたが、そこで批判をした人々のところに「社団法人 分子状水素臨床工学研究会」という団体から軒並み抗議文が届けられたそうです。

 

山形大准教授の天羽優子さん(水商売ウォッチングでも有名)のところにも届けられたとのことで、その詳細を天羽さんが紹介されています。

分子状水素臨床工学研究会のクレームに反論する(2016/06/08) — Y.Amo(apj) Lab

 

内容証明付きの抗議文などというと普通の人ならビビってペンを置くかもしれませんが、天羽さんも松永さんもそのような程度の脅しに怖がる人たちじゃありません。

「論文の内容を精読もせずに批判するのは科学の冒涜だ」などとも書いてあったそうですが、松永さんは10編以上の論文を精査しているそうです。

たぶん、自分たちの論文なんて読む価値も無いということをはっきりと認識しているんでしょうね。だからこその抗議文章でしょう。

 

抗議文に書かれている研究会の理事といった先生方は大阪大や名古屋大などの教授先生たちですが、おそらくこの抗議文の内容などはご存じないのではというのは天羽先生のご意見でした。

 

松永さんが記事中でもう一件紹介されているのは、水素水の有効性・安全性について国立健康栄養研究所のデータベースに新たに掲載されているということです。

とは言っても内容は、「有効性については信頼性のあるデータは無い」ということだそうです。それがまともな判断でしょう。

なお、その内容で松永さんが興味深いとされているのは、「腸内細菌で水素ガスを発生させる菌が多数存在している」という点だそうです。その量はかなりのもので、その影響を考慮しないで水素水の効果を論じても意味が無いかも知れません。

 

研究者の倫理というものも問われるような事態なのかもしれません。