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爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

もったいない学会会長石井吉徳先生のブログ

たびたび引用させて頂いている、「もったいない学会」会長の石井先生のブログ最新記事はフィンランド放射性廃棄物地下貯蔵設備についてです。10万年単位で貯蔵しなければならないのですが、世界の政財官の思考はせいぜい5年しか考えていないと批判されています。
http://oilpeak.exblog.jp/i0/

これについてはここでも何度か書いていますが、あまりにも短期しか見ていない現在の政治経済界の状況は目を覆わんばかりです。

しかし、石井先生のブログの中で「10万年」という期間については、他のことが思い当たりました。
実は阿蘇山の大規模カルデラ噴火は9万年前のことです。この噴火では火砕流で九州一円が覆われ、火山灰は東日本まで降り注ぎました。
阿蘇山ばかりではなく、大規模カルデラ噴火は北海道にも痕跡が見られます。このような噴火は日本で10万年に一度はあるのかもしれません。

より小規模(といってもかなり大きなものですが)はそれよりは頻繁に発生しており、南九州の縄文文化を壊滅させたと言われる鬼界カルデラの噴火は7300年前です。
とにかく、10万年経つまでにはそれ以上の大規模カルデラ噴火は起こると考えた方が間違いないでしょう。
その頃まで放射性廃棄物の貯蔵施設を管理できるような文明が続いていたとしても、カルデラ噴火(破局噴火)により一気に壊滅する可能性が大きいでしょう。それほどまでに長い将来の話なのですがそこまで維持しなければならないようなのが放射性廃棄物貯蔵施設です。無理と言う方が当然でしょう。